✦ はじめに
最近、占星術の世界では
有名人のチャートを勝手に読み、
性格や人生をあれこれ語る記事をよく目にします。
けれど私は、
その行為にどうしても違和感を覚えてしまいます。
なぜなら、
ホロスコープとは “その人の魂の設計図” だから。
本人の望まないところで
その魂を読み解くことは、
私にとって 魂への冒涜に近い と感じるのです。
今日は、Mayula Method™で
“魂を読み解くときに大切にしていること” を
そっと書いておこうと思いました。
❖ 1.魂の設計図は、本人の同意があってこそ触れられるもの
ネイタルやドラコニックは
その人がこの世界に生まれる前から持ってきた
“魂の記憶の地図”。
本人が望んでいないのに
その深い領域へ勝手に入り込むことは、
私にはできません。
Mayula Method™では
「読んでほしい」と感じた方だけに、
その人の魂のリズムに寄り添いながら読み解く。
これが何よりも大切な第一のスタンスです。
❖ 2.有名人・第三者のチャートは扱いません
アクセス数を集めるために
芸能人のチャートを読み、
「こういう人でしょう」「こうなりそう」と語る──。
こうしたスタイルは
今の占星術界では一般的ですが、
私はそこには関わりません。
どんなに有名な人であっても、
まだ出会っていない人であっても、
魂の領域に優劣はありません。
魂を“話題のネタ”として扱わない。
これはMayula Method™の根底にある姿勢です。
❖ 3.未来を“決めつける”ことはしません
私が扱っているのは予言ではなく、
魂が望む軌道(Orbit)へ
静かに還っていくためのナビです。
未来を断定することで
クライアントの選択肢を奪ってしまうことはしないし、
不安を煽るような読み方も絶対にしません。
占星術は
当てるためのツールではなく、
“自分の生き方を取り戻すための光”
だと考えています。
❖ 4.その人のペースを最優先に
魂が変化するときには
必ず“タイミング”があります。
どれだけ良いリーディングであっても、
本人の準備が整っていなければ
無理に方向転換させることは逆効果。
Mayula Method™では、
その人のペース・心の状態・環境を尊重しながら
必要なときに必要な光が届く読み方
を大切にしています。
❖ 5.目的は“魂と現実”の統合
読み解きのゴールは
「こう生きなさい」ではありません。
占星術・ドラコニック・ヒューマンデザインを統合し、
その人の内側(魂)と外側(現実)が
やさしく調和していくように
軌道を整えること。
Mayula Method™は
“魂の声 × 現実の選択” を一致させていく
統合型のリーディング
です。
✦ おわりに
占星術の世界は広くて、
いろいろな読み方・考え方があります。
どれが正しい、間違っているという話ではなく、
私はこうありたい。
私は魂をこう扱いたい。
そう思ったから、
この文章を書きました。
Mayula Method™のリーディングは、
派手ではないけれど、
静かで深く、
その人自身の軌道を取り戻すためのもの。
このスタンスに共鳴する方に、
そっと届けば嬉しいです。

