40歳前後から50代にかけて、
多くの人が
「生き方を根本から見直すような揺らぎ」 を経験します。
今まで大丈夫だったことが苦しくなる
このままでいいのか悩む
感性が変わる
価値観が合わなくなる
環境や人間関係の変化
仕事を変えたい気持ちが強くなる
心の底から「本当の自分とは?」が湧き上がる
この大きな人生の転換期を、占星術では
ミッドライフ期(Midlife Period) と呼びます。
ミッドライフ期には、
主に次の 3つの主要トランジット が関わります。
✧【主要な人生の三大転換点】
✔ 天王星オポジション(42歳前後)
✔ 冥王星スクエア(38〜45歳前後)
✔ 土星オポジション(44〜45歳前後)
この3つは “人生の構造そのものが動くレベル” の
非常に大きな節目であり、
魂の軌道(Soul Orbit™)を再設定するための
人生後半の基盤づくり とも言えます。
さらに、
人によっては 海王星スクエア(41〜43歳前後) が
補助的に働き、
内側の揺らぎや感性の変化を強めることがあります。
✧【補助的に働く揺らぎのトランジット】
✔ 海王星スクエア(個人差あり)
海王星は“現実と理想の境界を溶かす”ため、
主要3大のうち特に天王星と冥王星で浮上した違和感を
より繊細かつ深い領域で意識化させます。
◆ ミッドライフ期とは?
—— 魂の“人生後半の軌道”へシフトするための再調整期間
ミッドライフ期は、一般的に
38歳〜45歳ごろに訪れる大きな人生の再編 のこと。
Mayula Method™では、
この時期を “魂の軌道の再設定のタイミング” と捉えます。
ポイントは、
- 今までの価値観が合わなくなる
- 本来の自分ではない選択が苦しくなる
- カテゴリーの変化が強制的に起こる
- やめる・離れる・断ち切るテーマが出る
- 本質に還りたくなる
- 魂の方向が前面に出てくる
という 「魂が本来の軌道へ戻ろうとする動き」 が強くなること。
この“揺らぎ”は決して失敗ではなく、
今までの前半人生(0〜40歳)から、後半人生(40〜80歳)へと
人生のステージが切り替わる自然なプロセス なのです。
◆ なぜミッドライフ期は大きく揺れるのか?
— 天王星・冥王星・土星“主要3大”が動くから
ミッドライフ期の中心を動かしているのは
以下の3つの巨大な天体(トランスパーソナル天体+土星)。
この4つが同時期に大きな配置を取るため、
人生のあらゆる層で
“本質への再調整” が強烈に起きます。
では、1つずつ見ていきます。
◆ 天王星オポジション(42歳前後)
—— 「本当の自由へ戻るためのリセット」
天王星は、
自由・変化・解放・オリジナリティ を司る天体。
これが出生の天王星と180度になるのが
天王星オポジション。
▼ この時期に起きるテーマ
- 本当は何をしたかったのか思い出す
- 抑圧してきた気持ちが一気に噴き出す
- “自由”の価値が強くなる
- 意味のない我慢ができなくなる
- 抜け出したい・変えたいという衝動
- 実際に環境を変える動きが起こる
天王星オポジションは、
自由ではないものを手放すためのタイミング。
本質は「突然の破壊」ではなく、
「魂が本当の自由へ戻るための再編」 なのです。
◆ 海王星スクエア(41〜43歳)(影響には個人差あり)
—— 「現実と理想の境界を溶かし、本質の感性に還る」
海王星は、
夢・直感・境界の溶解・スピリチュアリティ を象徴する天体。
これが出生の海王星と90度になる時期、
心の深い部分が揺さぶられます。
▼ この時期に起こりやすいこと
- 感性の変化
- 現実に違和感を抱く
- 霧の中にいるような感覚
- “本当はどう生きたい?”という問いが強くなる
- 現実的な選択が苦しく感じる
- 直感が鋭くなる
- 感情の揺らぎ
海王星スクエアは、
“偽りの理想”を溶かし、本質の感性へ還る時期。
これまで「正しいと思い込んでいた価値観」が
自然に崩れていきます。
◆ 冥王星スクエア(38〜45歳)
—— 「魂の核へ還るための深い変容」
冥王星は、
変容・破壊と再生・深層心理・徹底的な解放 の象徴。
これが出生の冥王星と90度を形成する時期は、
人生における最深層の変容が起きます。
▼ この時期に出やすいテーマ
- 今まで蓋をしていた感情が浮かぶ
- 人生の基盤の見直し
- 価値観が根底から変わる
- “何かを終わらせる”必要性
- 人生の大きな節目
- 魂の核に触れる体験
- ゼロから再生するような流れ
怖い現象ではなく、
「魂が本来の軌道へ戻るための深いデトックス」。
冥王星スクエアは
“人生の本番を始める前の最終調整” のようなもの。
◆ 土星オポジション(44〜45歳)
— 人生後半の“現実の基盤”を組み直す時期
土星オポジションは、
約29年周期の“成熟の締めくくり”であり、
ミッドライフ期の 最終段階 にあたります。
▼ この時期に起きること
- 責任や役割の見直し
- 本当に続けたい仕事や生き方が明確になる
- 無理なものが続かなくなる
- 生活や習慣の再構築
- “人生後半の基盤”を整える動き
天王星で“自由”、
冥王星で“変容”、
海王星で“本音の感性”が揺らいだあと、
土星は 現実を新しい状態へと組み直す役割 を果たします。
✴︎ 3つの主要トランジット+海王星の補助
— 自由 × 感性 × 深層 × 現実がクロスし、
“人生後半の軌道” が見えてくる
ミッドライフ期が強烈なのは、
天王星(自由)・冥王星(変容)・土星(再構築) が
立て続けに動くから。
海王星は補助的に
“曖昧さ・違和感・本音”を浮かび上がらせます。
その結果――
魂の軌道(Soul Orbit™)に合わないものが全部浮上する。
だからこそ、
この時期に人生の大きな舵取りをする人が多いのです。
✴︎ ミッドライフ期を魂軌道の視点で見ると?
— 前半人生の軌道をほどき、本質へ再接続する時期
▼ この時期に起こる流れ
- やめる
- 離れる
- 本音が出る
- 違和感が強くなる
- 新しい方向を探す
- 軌道修正のサインが増える
すべては、
あなたが“本来の軌道”に戻るための自然なリセット。
✴︎ おわりに
— ミッドライフ期は破壊ではなく、誕生の前触れ
ミッドライフ期は人生が壊れる時期ではありません。
むしろ、
魂が本来の軌道に戻るための重要な節目。
天王星 → 自由へ
海王星 → 本質の感性へ
冥王星 → 深い変容へ
土星 → 現実の再構築へ
この流れがそろうことで、
あなたの “人生後半の軌道” が動き出します。
迷い・違和感・揺らぎは、
間違いのサインではなく――
魂が望む方向への“再案内”。
ミッドライフ期は、
あなたの人生がもう一度自然な軌道(Soul Orbit™)へ還るための
静かで深いリセットの時間なのです。
立ち止まる時間も、
人生の大切な一部です。
もし今、
少し整えたいと感じているなら、
21日間、魂の声に耳を澄ませる時間があります。

